磨崖仏など石仏
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妙光寺山地蔵磨崖仏
近江の里山を歩いていると、磨崖仏によく出会う。 三上山の北尾根伝いに、妙光寺山(267m)がある。この山の山腹に、鎌倉後期(1324年)作の妙光寺地蔵磨崖仏が雑木林に囲まれて、ひっそりと佇んでいた。 まず、目に付くのは、直立した花...
福林寺跡磨崖仏
野洲市民である私は、野洲中学校の東側につけられた遊歩道を歩く事がよくある。田中山(相場振山)の山麓に位置し、殆ど人影もなく森林に囲まれ静寂なところである。時折、キジに出会うことがある。突然、静寂を突き破り、激しい羽音をさせて飛び立つ...
車谷不動磨崖仏
滋賀の地名については、「石の多いところ」を意味する「シカ(石処)」に由来するという説がある。確かに、「石」に関わる地名として石山、石部があり、「岩」に関わる地名として岩根がある。 滋賀県湖南市(旧・甲西町)には、野洲川の北側に東西...
藤尾の磨崖仏
「小関越えハイキングコース」は、皆に親しまれ、一度はウォーキングなどで訪れるところである。長等(ながら)から藤尾を経て京都山科に至る道である。6月2日(木)、磨崖仏も尋ねる「小関越え」フォトウォーキングがあったので参加した。何回かこ...
狛坂磨崖仏を訪ねて
一昨年、草津川の上流に位置する金勝山地を訪れた時のことである。上桐生の登山口から出発して、鶏冠山(とさかやま)~天狗岩を経て白石峰より下山した。谷筋を辿り、標高460m地点まで下っていった。少し広まった広場に出た。辺りには倒木が散乱...
鵜川四十八体石仏群・滋賀
数年前、琵琶湖一周した時、心に留まってしまった石仏があった。高島から国道161号線を南下し、白髭神社にあとわずかに近づいたところで「鵜川四十八体石仏群」(←地図)に出合った。 当時、「とにかく、琵琶湖一周をするんだ」との思いで、完遂...
金勝山山麓の逆さ観音
金勝山(こんぜやま)は単独の峰ではなく、竜王山(605m)、鶏冠山(491m)などの山系を指す名称で、花崗岩の巨岩が露出した独特の風景を持っています。 この地域には花崗岩が多くあり、壁面には仏像が彫られています。そのひとつに、大津市...
石山観音の魅惑的な半跏像
平成25年3月7日(木)、レイカの仲間と、三重県津市芸能町にある石山観音公園の磨崖仏を見学してきた。 JR草津駅から関西線関駅で下車し、タクシーに分乗して石山観音公園に向かった。 公園には、S氏が依頼していたボランティアガイドさんが...
柔和な滋賀里の大仏
「滋賀県にもちょっとした大きさの大仏さんがある」と聞き、滋賀里を訪ねてみた。「志賀の大仏」と呼ばれている。 京都と近江を最短につなぐ旧山中越(志賀の山越)の途中に鎮座されていた。当時、この道は多くの人や物の往来があり、峠の道中の安...
ほっておけない顔/富川摩崖仏
「近江の美」(朝日新聞大津支局編集)の写真をパラパラめくっていると、高貴とは言い難い阿弥陀如来の顔が目に留まった。 でかい鼻・左右が不釣り合いの目・おちょぼ口と大ぶりな眼鼻立ちである。でも、なぜか引き寄せられる顔様だ。 そもそも、...
飛鳥のミステリーストーン巡り
「ぶらっと関西歴史散歩」の益田岩船に関する新聞の切り抜きが、Sさんから送られてきた。飛鳥の山中に推定800トン巨大石造物が無造作に放置されているらしい。山仲間4人で、この謎解きにでかけることになった。 近鉄飛鳥駅の一つ手前の岡寺...