イチョウの独り言
毎週金曜日、多いときには、25名程度、雨など悪天候でも7~8名が参加し、ウォーキングを
楽しんでいます。野洲健康福祉センターを出発し、「希望が丘文化公園」の西ゲートから「かえでの森」
までを往復するコースです。
A女氏が「このウォーキングコースで、実をつけるイチョウの木は、この木だけだよ」と指をさした。
殆どの人が、「そうーなんだ」と納得していました。なぜなら、野山を知り尽くしていたので。
「寒さが襲ってくると、寒さに耐えられなくなり葉を枯らして幹だけになりスリムになるのよ」また、
「雌の木は、実をつけるの」と得意げに説明された。
今年も、イチョウの葉が薄黄色に色付き、例の木に果実が付き始めました。
「この木だけだね」と言って指をさした。「今年も、実を付けたね」とみんなが頷いた。
「多くのイチョウの木があるのに、ここだけね」


本当にばかばかしいが、ひとつひとつのイチョウの木を見て行くことにしました。
イチョウの街路樹は、野洲健康福祉センター付近と希望が丘に通じる4車線道路
(希望が丘北線324号)の両脇に植えつけられています。
写真の通り範囲が広いのでやっかいな作業でした。道路の両脇の木は、何本あるのか勘定しながら、
果実があるのかないのか。2ツの事柄を同時にこなすことが、苦手。
何の役にも立ちませんが、2日かかりの結果は、
希望が丘に向かって左側は、87本
希望が丘に向かって右側は、90本
野洲健康福祉センター付近は、21本
以上からイチョウの街路樹は、198本ありました。 ご苦労さん。



イチョウの木の始まり(銅鐸博物館付近) イチョウの木の終わり(希望が丘西ゲート)
イチョウの木は、198本の内、果実が実っていたのは、なんと全部で3本見つけました。
いずれにしても、果実をつける木は非常にすくないことが分かりました。
銀杏(ぎんなん)を茶碗蒸しに入れて食べようと思ったのですが、 土に埋めてやりました。
一本毎観ていったことにより、高くなった木・低い木・傷ついた木・枯れかかった木など、普段は気が
付かなかったイチョウの独り言が聞けた。
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