2009年07月14日
大賀ハス開花
希望が丘公園に通じる「希望が丘北線324号」の4車線道路の途中に”弥生の森林史公園(野洲歴史民俗博物館)”がある。金曜ウォ-キングの帰り道、7月になると、一度は、誰ともなくハスを見ようと誘う。誘われるとぞろぞろとついていくことが恒例になっている。
ただ単に、ハスの花を見学すのではなく、弥生時代のハスの種が蘇生した植物の不思議さ、生命の力強さを感じ取り、「エネルギー」をもらえるところなのです。2000年以上もの長い間地中に埋もれ、長い長い眠りであったのにも拘わらず、毎年忘れることもなく7月になると鮮やかなピンク色をした大輪を咲かせます。小生「大賀ハス」を始めて見ましたのが、岡山・後楽園でした。その後、気になっていた花です。
大賀ハスは1951年3月、千葉県検見川(けみがわ)遺跡の地下約7mの泥炭層に3粒の種を採取されたものである。大賀博士は発掘後、この種の栽培を始めた。発掘から2か月後には発芽し、翌年の夏にピンク色の花を咲かせた。ハスの権威者大賀一郎博士の名を取って「大賀ハス」と呼ばれ、別名「2千年ハス」とも言われている。 以来、大賀ハスは「世界最古の花」として、海外でも大きい反響を得た。その古代ハスは千葉県千葉市千葉公園から日本各地をはじめ、世界各国へ根分けされている。この「大賀ハス」は、鳥取県林業試験場から譲り受け育てられている。
密集する葉と葉の間に濃淡のピンク色の大賀ハス

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