ありがとう滋賀会館

１９５４年（昭和２９年）に「文化の殿堂」滋賀会館が誕生しました。
当時は大劇場・映画館あり、地下商店街あり、ホテルに図書館ありと、全国でも珍しい総合文化施設が誕生しました。

当時の服部知事をはじめとして、数多くの方々の力で県民の夢が実現しました。

滋賀会館で、挙式された方、発表会、成人式などを始めとし、ロビーのアイスクリームを楽しみにした人、喫茶でしばしの歓談を楽しんだ人、様々な人が会館を訪れたのではないでしょうか。
滋賀県民のみならず、近隣府県の人たちも滋賀会館にお世話になりました。

ロビーコンサートや、京町界隈を元気にしようと「わらげん寄席」も開催されました。

残念ですが、もうすぐ滋賀会館は取り壊されてしまいます。映画の撮影にもたくさん使われ、違うメディアにその面影を残すことになりますが、県民の皆さんの心の中にはいつまでも生き続けるのでしょう。