⭕️胃が2つある男

膝の調子が悪かったので、毎日、膝にお灸をすえていました。ついでに膝の近くの、足三里と言うツボにもお灸をすえていました。足三里とは、元気になって、長生きするという、大変ありがたいツボです。胃にも効きます。

そんな時期に、胃カメラを飲む機会がありました。重度の逆流性食道炎とのことでした。しかし、逆流性食道炎のつらさは、まったくありませんでした。食道の表面の細胞が、胃の表面の細胞に置き換わっているとのことでした。胃液が逆流して食道に悪さをするなら、食道を胃にしてしまえと言う、獰猛な生命力の治癒作用により、身体のトラブルを治めてしまったのでしょう。寡聞にして、この様な例は知りません。おそらく、お灸の効き目があったのでしょう。つまり胃が２つになっていたというわけなのでした。逆流性食道炎が、胃を２つにすると言う形の治り方をしました。鍼灸で、ターゲットにしている病と共に、他の病も治ってしまうのは、よくある事です。皆さんも身体のメンテナンスに鍼灸も取り入れてみたらどうでしょう。色んな良い事がありますよ。