2017年03月27日
落語の楽しみ方
以前は滋賀会館で開催されていました「わらげん寄席」、今は大津会館で開催されています。
落語の道具といえば、まず噺家の前には見台(けんだい)と、膝隠という小さな衝立が置かれます。それと兼題の上には小拍子が置かれます。
上方落語では「ハメモノ」と呼ばれる三味線が入ることがあります。最近の新作落語では、三味線以外にも様々な鳴り物が入ることがありますね。
オチにも種類があって、考えオチ、逆さオチ、仕草オチ、地口オチ、仕組みオチ、途端オチ、ぶっつけオチ、間抜けオチ、見立てオチなどがあります。
DVD、TVで楽しむのも良いのですが、やはり寄席に出向いて噺家の仕草、表情と併せて楽しむのが一番です。
「お~い助さんや。興福寺には、手の込んだ美術品がたくさんあるねぇ」
「そうかなぁ角さん。私はたった一つしかないと思うけど。千手観音菩薩立像かな。・・・・・ 手が混んでるもん。」
お後がよろしいようで。
不適切な内容や規約違反を発見した場合はご報告ください