2018年07月29日
このアーチ石橋、人工それとも自然石
鈴鹿山系の鎌ケ岳に登った。湯の山を出発して長石谷を遡上し鎌ケ岳へ。下山は長石尾根をくだり、長石谷コースとの合流地点に到着した。登山を終えて、重い足取りで、三滝川沿いの舗装道路を歩いていた時だった。
突然、Sさんが指さした。その方向を向くと、不規則な石が噛み合った構造物が川を跨いでいた。
不揃いの石どうしが、お互いを支えながら、微妙にバランスを保ったアーチ石橋であった。人工的に石を積み上げたものなのか、それとも長い年月をかかって下部が崩落してアーチ状石橋が出現したのか。 二人で、しきりに騒いでいた。
通りかかりの外人が「Oh my God」・・・・・・。
日本語でいうと「なんてことだ!」、「どうしてこんなものできたの」との意味だろう。
この石橋は各部材の自重が圧縮力に変換され、両端の支点へうまく伝達されており、意外にも堅牢な仕組みになっているようだ。

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