2012年01月15日
勝部神社の火祭り
14日夜、勝部神社の火祭りを見てきました。今回は800周年にあたります。
守山市にある勝部神社と住吉神社、俵藤太(藤原秀郷)の三上山のムカデ退治と関わりが深く、秀郷の放った3本の矢で一度に退治し、頭が住吉神社、胴体が勝部神社、尾は唐橋まで飛んでいったと。。。
勝部神社での由来は、800年前にこの近くに沼があり、そこに「おろち」が住んでいたのですが、討伐のために出向いて行ったところなかなか姿をあらわさなかった。50日の祈願の満願の日に現れ、退治し焼き払ったところ当時の天皇のご病気が快癒したとのこと。
大松明は12基、長さ5m、重さ約400kg、直径は約4mにもなります。金勝山のハンノキ、竹、菜種殻など1年がかりで用意します。
(動画)
寒い中、お参り、見学の方々が集まってきました。
(動画)
大太鼓を打ち鳴らして町内を練り歩いている若者衆、昔「おろち」がなかなか姿を見せなかったことにちなんでか、なかなか宮入しません。1番太鼓から3番太鼓まであります。
ようやく宮入しました。
(動画)
神社外にあった大松明も神社内へ運ばれます。
いよいよ点火です。
動画はこちら
祭りも終わりに近づきました。
燃え残りの大松明は、近くの小川まで運ばれます。
本殿は佐々木高次氏が再建、後に豊臣秀次が修理(重要文化財)
このお祭りは、滋賀県の無形民族文化財に指定されています。
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