2021年01月25日
幻の出石カッパ

出石焼は白磁を中心とした焼き物です。透き通るように白い磁肌に、浮き彫りや透かし彫りによる精緻な紋様が際だつ焼き物なのですが、残念ながら白磁のカッパは見つけることが出来ませんでした。
出石藩が江戸時代に大量の白磁の鉱脈を発見し伊万里焼の陶工を集めて色物磁器の生産をしたことから始まります。古出石焼の時代です。その後明治時代に出石焼を改良し出石白磁ができセントルイス万博で金賞を受賞しました。

兵庫県出石町の窯元を散策しているときに見つけた小さな陶芸家さんの工房の作です。
いつか白磁のカッパに出会える日が有るかも。
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