2017年10月09日
今年の中秋の名月
今年も10月4日はいい天気に恵まれ、中秋の名月を見ることができました。
中秋の名月は満月とは限りません。
「中秋の名月」とは”秋の真ん中に出る満月“の意味です。
現代では、9月7日から10月8日の間に訪れる
満月(または満月に近い)の夜の日が「十五夜」「中秋の名月」となります。
私も知らなかったのですが、十五夜とウサギとには次のような言い伝えがあるそうです。
昔、あるところにウサギとキツネとサルが暮らしていました。
ある日、3びきは疲れはてた老人に出会います。
老人は空腹でウサギとキツネとサルに、何か食べ物を恵んでほしいと頼みました。
キツネとサルは食料を集めて持ってきましたが、ウサギは何も捕まえることができなく、
もう一度探しに行くので火を焚いて待っていて欲しいと伝えて出かけていきました。
サルとキツネは手ぶらで帰ってきたウサギを見て、ウソつきだとなじりました。
するとウサギは
「私には食べ物をとる力がありません。どうぞ私を食べてください」
といって火の中にとびこみ、自分の身を老人にささげたのです。

実は、その老人は帝釈天(タイシャクテン)という神様で、
3びきの行いを試そうとしたのです。
もとの姿に戻った帝釈天は、そんなウサギをあわれみ、
月の中にウサギをよみがえらせて、みんなの手本にしたそうです。
なんか悲しいお話ですね。(この話、ネットで読みました。悪しからず)
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