2021年02月22日
木彫りの世界

日本各地に木地師の里はたくさんありますが、長野県、岐阜県、滋賀県には古くから木地師がいたようです。
滋賀県東近江市、旧の永源寺町は木地師発祥の地といわれ、惟喬親王が、法華経の巻物の紐を引くとき巻物の軸が回転するのを見て轆轤を発明したと伝えられています。
この轆轤を扱う人を木地師と呼んだようです。

日光東照宮、陽明門の木彫りの飾りも有名ですね。
「見ざる言わざる聞かざる」の彫刻は三猿と呼ばれ、日光東照宮を代表する作品の一つです。
「眠り猫」は左甚五郎の作のようです。
中国では4匹目のサル「せざる」が存在するようですね。

各地のお土産にも木彫りの作品がありますね。



北海道八雲町は木彫りの熊発祥の地といわれています。
農作業ができない冬の収入源として八雲町の農民や、付近のアイヌ民族が木彫りの熊を作るようになったとか。
旭川市にも似たような話がありますが定かではありません。
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