笹ガ岳の「雨乞岩」絶景ポイント
2019年01月09日

笹ガ岳の「雨乞岩」絶景ポイント

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nonio

• 野洲市

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笹ヶ岳は、信楽で一番高い山である。

標高738.8mの頂点から、尾根筋をドンドン歩んでいくと、東屋に出くわした。

木陰の間を進む先頭の者が「圧巻だ」と言う声がした。

足もとが見えないキリッ立っている丸い山塊に突っ立っていた。

「雨乞岩」と呼ばれているところである。

丘陵や平原の彼方に鈴鹿の山々が囲むように連ねていた。

ここの眺望は、一級品。

笹ヶ岳頂上の名物タヌキ道標

 南新田バス停登山口から笹ヶ岳頂上まで、2時間ほどで上りきると、ユニークなタヌキ道標が迎えてくれた。 山頂一帯は広葉樹林が林立していたが、林床には笹が見られ、笹ヶ岳との言われに納得。

 頂上から雨乞岩、薬師堂跡、黄金の鶏などには、気楽な尾根歩きとなった。東南に向かって進むと、三叉路の標識があった。薬師堂跡などへ下がっていく方向と、右折して雨乞岩へ導かれる分岐点である。雨乞岩まで、行く人が少ないようだが、長々と踏み跡があった。

 笹ヶ岳の登りは、東登山道、下りは西登山道をとった。登りは、標識に従えばいい。下山は、頂上から稜線を西に少し進むと、北向きの急激な下りの分岐点がある。ここを外さなければ元の南新田バス停に戻れる。

  しがらき昔ばなしによると「笹ヶ岳と金の鶏」が伝わっており、大正のころまで、金の鶏にかかわる井戸をかきまわして雨乞いをしたそうな・・・。下山後、この黄金の鶏伝説にちなんだ名を持つ鶏鳴の滝にも寄ってみた。この山は、思いのほか見どころがあったので、何人も誘って出かけた。

   笹ヶ岳へのアクセスは、信楽駅から国道422号線沿いの南新田バス停までバスがあるが、本数が少なく当てに出来ない。また、バス停の横の空き地が自動車の駐車場になっている。が、狭いので要注意。 

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