信楽のタヌキ
2021年02月08日

信楽のタヌキ

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信楽焼のタヌキは江戸時代後期には造られていたようです。
表情は今のものとは少し違ったようなのですが、現在のように愛嬌のある表情は窯元「狸庵」初代の藤原鉄造氏が作ったものが最初といわれています。
今はありませんが滋賀会館前に置いてあったタヌキは藤原鉄造作でした。

信楽のタヌキは笠、目、口元、徳利、通帳、金袋、しっぽ、お腹の八か所に特徴があり「八相縁起」を表しています。

タヌキは「他を抜く」という意味があり、商売繁盛、招福、金運、開運など縁起物として扱われています。
このタヌキは信楽の土を使ったものではありませんが、ぜいたくに織部や志野釉薬を使って焼き上げました。

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