金比羅さんの階段
金比羅さんの本宮までの階段は785段。奥社まで入れると1,368段になります。
日本で一番階段数の多い神社仏閣はどこ?
滋賀県近江八幡に長命寺と言うお寺があります。
ここの階段が808段といわれています。膝が笑うほどの難所だそうです。
分かりやすくざくっと計算しましたが、通常の会館の階段は1階あたり約22段ですので、38階建ての建物を階段で上るくらいになります。
参考ですが
立木観音 700、太郎坊 742、陶芸の森 445、宝厳寺 165、滋賀県 長命寺 808段
山形県 山寺(立石寺【りっしゃくじ】) 1,015段
山形県 羽黒山 2,446段
熊本県 釈迦院 3,333段(御坂遊歩道)
因みに、外国では
中国 山東省の泰山 約7,000段
石段は高さの異なる場所の上がり下がりのために造られたものですが、その数にはそれなりの意味が込められているようで・・さて金比羅さんの段数、作ってみたら786段だったようですが、語呂合わせで、どうも786(悩む)段になるので、1段だけ悩みを落とすという意味で785段としているようです。
例えば桃山御陵 全部で230段ありますがこれは明治23年10月30日の教育勅語発布の日を意味します。23段づつの石段が10階に区切られ、それぞれの境目は広くなっています。
さらに最後の23段と御陵前の7段の石段を加えた30段が30日を指しています。
大文字山の火床から法然院に続く石段の数 未確認ながら262段で、般若心経の字数と同じです。
また東山の正法寺の石段の数は108段で煩悩を表しています。
石段の先には、歴史・文化の遺跡、資産が残されていることが多いですね。
文化とのふれあいと健康維持をかねて、いつまでも自力で階段を上がれるようトライしたいと思います。
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