東近江市某所の山の土から検出
東近江市某所の山の土(道の駅で園芸用に販売されている土)の測定依頼があり、測定したところセシウム137が13.8±2.9ベクレル検出されました。
西日本の測定所ネットワークのゲルマニウム半導体検出器でクロスチェックをしてもらった結果、セシウム137のみが13.9±0.2ベクレル検出されました。
東電福島原発事故より前からある、核実験やチェルノブイリ事故由来の放射能汚染だと思われます。


同じく東近江市某所で採取された園芸用に売られている山の土は、セシウム137、134、ともに不検出でした。
一昨年、日野町某所の山の土(子どもを遊ばせている場所の土)を測定したところ、ゲルマニウム半導体検出器でのクロスチェックの結果セシウム137が16.9±0.9ベクレル検出されました。
これも核実験やチェルノブイリ事故由来の汚染だと思われます。
核実験やチェルノブイリの放射能汚染にもホットスポットがあり場所によって汚染のていどはまちまちで、山の土、そこに生える草木、それを食べるジビエも汚染されている場合があります。
お子さんを遊ばせている山の土の汚染や、園芸用の土の汚染は、土に触れることでの被曝以外に、土ぼこりを吸い込んでの呼気被曝も心配です。
お子さんの遊び場の土、家庭菜園の土など、測定してみませんか?
ところで、
高精度なゲルマニウム半導体検出器とほぼ同じ測定結果を得られてよかったです。
おうみ市民放射能測定所のヨウ化ナトリウムシンチレーターを皆さまどうぞ信頼してください。
(加納)
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