「今でしょ」の言葉から「エノキ」植樹
2013年02月15日

「今でしょ」の言葉から「エノキ」植樹

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nonio

• 野洲市

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 TVを見ていると、2013年1月ごろから放映開始したトヨタのCMで「いつ買うか?今でしょ!」のフレーズを耳にした。この元は、現代文を教える予備校の林修先生で、以前に東進ハイスクールのCMで発言した「ぢゃ、いつやるか?」「今でしょ」の決めセリフ。

同じニュアンスの「何をしてくれるかではなく、何が出来るか」J.Fケネディ大統領就任演説の言葉も気になる。

 平凡な毎日を送っている私にとっては、貧しい体験しかない。この問いを詰め寄られても返答に困る。が、いろいろ考えあぐんだ結果、最近行ったボランティアの植樹かなー。

小説家、開高健が色紙に好んで書いた言葉

明日、世界が滅びるとしても

今日、君は林檎の樹を植える

 野洲川河川には、ケヤキ、エノキ、ムクなどの木々で自然森を形成している。ここに生育している大木のケヤキの種から、2~3年に育った苗木を、荒地のひろばに移植する作業の手伝いをしている。この一帯の森林は、整備の最中で、まだまだ粗削りであるが、森特有の発するさわやかな空気が流れ、気持が和むところである。

「ここが整備されるのは、どのぐらいかかるの」と世話人に尋ねると、

「よくわからないな~。次の世代が継ぐよ」と、気の長い話だ。

「ケアキの樹齢は」と尋ねると、

「ケヤキ、長寿の木であり、場合によっては樹齢が2000年ともいわれている」と返答。

100年後「私」の存在すら皆無

ケアキ、どこまで大きくなるだろ

2000年後を託したこの樹は、私を覚えているだろうか

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