白王町 権座:「農の収穫感謝祭」訪問記
2012年11月13日

白王町 権座:「農の収穫感謝祭」訪問記

しがNPOセンター

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• 近江八幡市

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 10月28日(日)小雨の中、近江八幡市白王町公民館で行われた「農の収穫感謝祭」を訪問させていただきました。このイベントでがんばっておられる「権座・水郷を守り育てる会」は夏原グラントの助成団体です。



 「権座」は西の湖にあり、白王町の対岸にある島状の飛び地で、約2,5haの広さがあります。昔はこういった飛び地は多くあって、田舟に農機具を載せて運ぶ光景もよく見られたそうなのですが、今はこの辺りではここだけとなっています。島のほとんどは水田で、「渡船」という名前のお米がつくられています。

 この権座のお米をつかって酒造りが行われています。お酒の名前はその名も『權座』。この日は白王町の特産品の水郷米や野菜類も販売されていました。



 農の収穫感謝祭会場では、地元の方々の手による野菜の天ぷらやお好み焼きや焼き鳥を堪能しました。



 公民館の中では水郷コンサートで懐かしいフォークソングが・・・。チェリッシュやシモンズなど思わぬタイムトリップです。



 今日に限り、舟が随時出ており、というか船着き場にいくと「渡るかあ」と一声かけられました。

 舟に乗るのは、ほんの3・4分です。島に渡ると一面の水田です。



帰りの舟は、葦の中をかき分けながら島を一周していただきました。西の湖には真珠の棚など、これも珍しい光景がありました。「西の湖」はラムサール条約にも登録されており、この権座を含む近江八幡の水郷の風景は「国の重要文化的景観」や「にほんの里100選」にも選ばれているそうです。



 この近辺では、ヨシ松明のまつりが開催されていて、ここにも松明がありました。きっと夜はきれいでしょうね。



地元の方々や地元外の方々が「権座」を愛され、そして「権座」で交流されている様子を取材させていただきました。みなさま、どうもありがとうございました。

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