冬季限定の猪鍋に挑戦/近江富士花緑公園
先日、三上山の東山麓に位置する近江富士花緑公園内にあるバーベキューを予約するため、ふるさと館に赴いた。
係員と話している内に、
花緑(カリョク)のgibier(ジビエ)鍋
を勧められた。
東山麓に位置する近江富士花緑公園内ふるさと館

日ごろ食することがない「猪鍋」と「鹿鍋」である。それも「冬季限定」と言う殺し文句で。
日に日に寒さを増す今日この頃・・・
ぜひご家族や親しいお仲間と、お腹も心
もあったか~く、お召し上がりくださいませ。
季節を楽しめる日本庭園に面した和室で、
ゆったりと過ごすことができる。
など・・・・。
猪肉は縄文時代からよく食べられていた食材であり、山鯨とも呼ばれ、違和感もなかったが鹿鍋はどうもと・・・・。と思いながら、聞いていたのだが、その気になってしまった。
「猪鍋」と言って仲間に少し打診すると、野生の肉を思い起したのであろう、二の足を踏んだ。そこで、「ボタン鍋」とのふれ込みで、募ったところ、7名集まった。ぼたん鍋と言えば、猪肉を薄切りにし、 白色の油を外になるように薄くスライスし、牡丹の花に似せて皿の上に盛り付けたイメージがあり、野生の生々しさもすくなくなったようだ。
猪の肉は初めてで、兎に角、食べてみようとの連中が集まった。中には「人生の初挑戦」とか言っていた。私も、以前ウリボーを食ったことがあったが、独特の臭みがあり、半信半疑で臨んだ。
だが、食べはじめると、そんなことは取り越し苦労だった。
味噌味で、野菜、根菜、きのこ類、豆腐と猪肉を一緒に煮たところ、 肉を食べるは、食べるは、瞬く間に食い尽くしてしまった。
野生ものの脂身はしつこくなくサラリとしていた。最後は、うどんでしめて、大満足した一日となった。
往きは、野洲駅から希望が丘西ゲートまでバスで。猪肉を食べると身体が温まるので、帰りは、寒かったが、みんなで山越えして野洲駅まで歩いた。
猪鍋

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