2014年01月24日
ラウンドアバウト
今年もよろしくお願いします。大久保です。
守山市在住の方はよくよく御存知かと思いますが、本年1月15日より、信号機の設置されていない環状の道路を車両が時計回りに通行しながら進路を変える『ラウンドアバウト』型の交差点が、立田町の市道で実験的に使用されています。
ラウンドアバウト型交差点の最大の特徴は信号機がないことです。車両は環状の道路に入って、同一方向に周回しながら目的の進行方向へ出て行くというシステムなのですが、どの車も進入する際に一時停止するため、出会い頭による事故の防止につながります。
信号機がいらないので、設置費用やその後の維持管理費も不要、災害時や停電の影響も受けないなどのメリットがあり、欧米ではよく見られます。一方で、交通量の多い場所では渋滞を引き起こすと指摘されており、今回の実験結果によって、今後、同型の交差点が普及するのかどうか見極められることでしょう。
個人的にはデパートの回転ドアに似た感覚でした。初めて目にすると戸惑う人も多いでしょうが、案内も出ているので、わざわざ反時計回りに突っ込む人などいないでしょう。お近くをお通りの際は、ぜひチャレンジしてみてください。
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