2025年11月30日
樹齢約300年と推定される「アキニレ」
昨日(11/29)は、朝の仕事で通っている大学は土曜日でしたが、授業があるため、私たちも出勤でした。朝は寒かったのですが、青空のお日様で陽の下ではぬくもりも感じられる、安定したお天気の一日となりました。
大学構内の、ハクモクレンとケヤキの落ち葉が大変なことになってました。紅葉は綺麗ですが、その後の落ち葉が掃除担当の私たちには脅威です。ものすごい量の落ち葉です。大勢で協力し合って集めますが、とても時間内では終わりません。それに、掃いた後から後から葉が落ちてきます。落ち葉掃除は、振り向くなとよく言われます。振り向くとまた落ち葉がとなり、終わらないのでね!
そんな戦いの後で、黄葉と落ち葉を見てきました。
それが、植物園の樹齢約300年と推定される「アキニレ」です。
「アキニレ(秋楡)」は、 ニレ科 ニレ属の植物です。
葉の黄葉も綺麗ですが、実には特別の機能が備わっています。
秋になって葉が落ちてもなかなか果実は枝から離れません。それは、冬の木枯らしが吹く時になってようやく少しづつ果実は枝を離れて散布されます。強い風が吹いて遠くに飛ばされるのを待つ仕組みと言われています。
そして撮影したこのアキニレは、植物園開園以前からこの地、茂川畔の原植生の名残とされ、樹齢約300年と推定されるそうです。植物園は開園100周年です。
〇アキニレの果実は長さ10mm程度。翼があり、風によって飛ばされて散布されます。1つの果実の中に、小さな種子が2つ入っています。
アキニレ←詳しくはここでご確認ください
★おまけのネタ
植物園で、天然のシイタケが・・・
職員んさんともお話したのですが自然に出来たシイタケは珍しいと。それと、すぐに、消えるだろうなとも?
それは、誰かが持ち去るとのことでした。残念なことですよね(-_-メ)
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すーさんの「撮植(さつしょく)日記」
↑気ままに撮影した植物を掲載しています。よかったら見てやってください。
ご意見をいただければ最高です。
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【今日は何の日】
30日(日) 友引 [旧暦十月十一日]
【カメラの日】
1977年(昭和52年)に小西六写真工業(現在のコニカミノルタ)が世界初の自動焦点(オートフォーカス)カメラ
「コニカC35AF」を発売したことによる。
「ジャスピンコニカ」と呼ばれて人気に。
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