樹木
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師走のメタセコイア並木
師走のマキノ高原にあるメタセコイア並木の様子伺いに赴いた。 韓国ドラマの『冬のソナタ』が火付け役となってメタセコイア並木もすっかり有名になった。まっすぐに伸びる道路に、見栄えのいい高木の三角錐の樹形が、植えつけられると、日本離れし...
祇王井川の川面に映り込む桜
今年の桜前線は一気に北上していった。咲いたと思ったら瞬く間に散っていった。余韻すらなく。 信楽の「畑のしだれ桜」を狙っていたが、既に散り。もうひとつ、最近カメラマンが集まりだした長浜市の「神田溜」も無理とのこと・・・・・・。 そこ...
リョウブ林の「攪乱」/希望が丘
山城と鏡山の縦走路間で、若木のリョウブが山腹を埋め尽くしていた。芽生え前の木だが、樹皮は薄く剥がれやすく、剥がれたあとは滑らかな薄い茶褐色となり、木肌の模様が面白いので、名前がすぐに判った。 このリョウブはどちらかと言えば、...
桜ぶらり旅
桜と云えば、ソメヨシノ。 「満開だなぁ~」と思っていた矢先に、くすみだす。 その上に、一斉に咲き一斉に散る。 出来れば、バラバラで咲いてほしいのだが・・・・。 ことしは、滋賀を駆け回った。
野洲の最果ての地
無残な立枯れた樹の姿は、言葉で言い尽くせないとのおもいで、日の入り時期を狙った一枚の写真だけを投稿した。 その後、「ブログにアップされた朽木、どこに・・・・」と、Sさんからメールがあったので、文字を綴ってみた。 この哀...
上古賀の一本杉
「滋賀県の巨木めくり」書籍の表紙を飾る大木、「上古賀の一本杉」が気になっていた。妻と自動車で出かけた。 大正2年に刊行された「近江銘木誌」から割り出したこの樹の所在地は、「廣瀬村大字上古賀字西野一ノ瀬谷入口」。かつて集落もあったと...
京都に日本一高い三本杉
山に入ると、多くの“杉”の巨樹であったり老樹に出会った。なかでも、千草越えの杉峠での“杉”は、感慨深い樹であった。 杉峠の立ち枯れした杉/鈴鹿千草越え 目下、「上古賀の一本杉」の巨樹に出合ったのがきっかけに、山仲間Sさんが、「花脊...
森閑の山中で檜皮はがし
山中では鳥のさえずり、耳を澄ませると虫の声が聞こえる。が、静けさで支配され、寂しいぐらい森閑としている時もある。 聞こえるのは、急登にさしかかった私自身の荒い息づかいだけ。 カサコソと物音がした、次の瞬間。静寂を切り裂くように、メリメ...
ウツギの魅力と思い出/花緑公園にて
金ランを探していた友人から、「今は、ウツギに癒されています」と報せてきた。「白・黄色・ピンク・少し赤と色んな色合いに夢中になっています」とも。先日も、かつて乙女だった3人が、連れ添って花緑公園に行き、サラサウツギの下で長々とよもやま...
輪を描く木/岩尾山
ある日、滋賀県南部と三重県境近くにある岩尾山へ、Aさんと出かけた。 山麓には「一本杉」の名で親しまれている古木がある。 この杉には、「最澄がここで食事をした後、地面に挿した箸が成長して大木になった」という伝説がある。平安時代に生ま...