山野草 希望が丘
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りゅうきんか/三上山
先日、Mさんから、三上山の登り口に「りゅうきんか」が咲いているとの知らせがあった。早速、出掛けて行った。 毎年、早春になると、 多くのハート形の葉っぱから、花茎をスッと伸ばし、その先に一輪の黄色い光沢のある花を付けていた。 数年前...
うすひらたけ/三上山のキノコ
三上山の山中で、ボランティア仲間と、立ち話をしていた。 そこに割って入ってきた見知らぬ人が、「近くで薄平茸(うすひらたけ)を採った」と言いながら、Kさんにビニール袋を手渡した。 「白い色のキノコは珍しいなぁ~。食べられるの」と...
今年も咲いたミヤマウズラ/三上山
私にとってミヤマウズラは、気になる山野草のひとつ。 今年も、Kさんから「19ケも咲いた」とうれしい便り。 いそいそと、三上山の知る人ぞ知る別世界へ。 いつもの場所より奥まったところで、花を咲かせていた。 シダ類の中にひそまって、2本...
三上山にもコバノミツバツツジが蕾をつけた
季節が廻り巡り、 三上山の山道にも、 コバノミツバツツジが紫色の蕾をつけました。 明治18年(1885年)、高名な牧野富太郎が高知の佐川町のコバノミツバツツジについて、語っています。 春、未だ、葉の伸び無い内に、紫花が枝に満ちて...
希望が丘に咲く「梅花オウレン」
希望が丘周辺の丘陵地帯には、数々の山野草が自生している。既に、私は40種類以上を確認している。 数年前、Kさんから 「希望が丘にも” 梅花黄連 ”が巡ってくる時節・・・」との便りを“ふと”思い出した。この花は、私にとっ...
三上山周辺のコクランを求めて
私は、 身近な希望が丘や三上山周辺を珍しい葉っぱを探しながら、自生している山野草を、ずっと追っかけてきた。 とりわけ、林内を歩いていて、ラン類に出くわした時は、愛しい恋人と待ち合わしているかのような高揚感に包まれたものだ。 シュン...
冬に咲かせた秋丁字
山仲間Mさん達との話の中で、山野草の「アキチョウジュ」について盛り上がった。秋に咲き、丁子(釘という意味)のような形をしているので、こう呼ばれているようだ。 そこは、鏡山連山の山麓。『ややうみ坂』・『のどの千軒跡』へと通ずる一帯で...
希望ヶ丘で見つけた貴重なキンラン
私は山野草が大好きで、よく希望が丘・三上山周辺を散策しています。ところで、この地域には「キンラン」が根っから自生していないと思っていました。なぜなら、希望ヶ丘の生態調査レポートにはキンランの名前がなかったからです。 せんだって、「...
オオバノトンボソウの楽園:三上山の攪乱地帯での共生の物語
三上山の中腹には、山地の斜面が裸地になっている一帯があります。毎年の真夏になると、ラン科のオオバノトンボソウ(大葉ノ蜻蛉草)が、ほぼ同じ場所に姿を現します。「今年も暑くなってきたなぁ」と四季の移り変わりを感じさせられます。 この周...
自然との調和:サギソウの美
私は、近場の自生している山野草を探して楽しんでいます。時には、「ラン類」に出会ったときは、その日は、大自然をより身近に感じ、心豊かになります。 野洲市には、近江富士として知られている三上山があります。加えて、鏡山(標高384m)が...
三上山でホトトギスとの出会い
数年前から、希望が丘・三上山の登山路入り口に、ひっそりと佇む「ホトトギス」を見つけて以来、その存在に興味を抱いていました。というのは、この花の生息に関する報告書や、この周辺で見かけたという話も聞いたこともありませんでした。山野の一...
キッコウハグマの不思議と自然への探求/鏡山
今年の夏は、いくら「暑い」と言っても収まらない日々が続き、「寒い」という言葉がなくなったかのように感じられた。しかし、ようやく紅葉の秋が訪れた。 友人から「キッコウハグマ(亀甲白熊)」をやっと見つけたと、誇らしげなメールが届いた...
ひっそりと咲く黄エビネの記憶
野洲市の自然は、豊かで美しい。「近江富士」と呼ばれる三上山、そして清らかな野洲川がその象徴だ。四季折々の花々が咲き乱れ、野鳥がさえずる中、私は山野草を追い求めた。その中でも特に心惹かれたのがランの仲間たち。春ラン、カキラン、金ラン、...