山野草
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野洲市内の祇王井川の仙人草
仙人草が野洲市内を流れる祇王井川の川べりに見事に咲いていた。
我が家の皇帝ダリア
今では、菩提寺山を知っている人が少ないようだが、歌川広重の石部宿の田楽茶屋「いせや」には、菩提寺山が大きく描かれ、遠くに小さく三上山。当時の旅人にとっては、この菩提寺山が一つの目安になっていた。この山を下山後、その山麓の住宅街を歩い...
舗装道路の割れ目に「フキのトウ」
3月初旬、可憐な姿をしたフキのトウが姿を現した。舗装道路の割れ目から。 蕗の薹にとっては、決して好んだ場所ではない。 でも、種がここに落ちた時から、ここで、一生を生き延びなければならない。 だから、植物の限りない忍耐強さに、人が魅了さ...
わが畑の雑草その1/雑草は踏まれても諦めない著者稲垣栄洋
野菜を育てていると、避けて通れないのが、草引きである。春先は苦にならない。が、その内、草を引いても、引いてもおっつかなくなる。 そんな中、一冊の本に出合った。「雑草は踏まれても諦めない」である。この本は、踏まれても立ち上がってくる逞...
白いカタクリ草/福井・文殊山
私は滋賀県の在住者だが、カタクリ草は、群生している規模と言い、一つひとつの大きさも、当県より福井県の方が優れていると思っていたので、桜の咲くころになると、福井に足が向いてしまう。 今回は鯖江市と福井市の境に連なる文殊山へ向かった。 ...
幻想的な若葉のシダ群落/三上山
歳を重ねてきても、自分を自然の中に置くようにしている。それも高山に出かけるより、身近な三上山に出向くことが多くなった。この山、結構岩場が多い。何回も訪れていると、どこに岩があり、足をどう運べば、最も簡単に登り切れるかまで分かってく...
エビネ群落のある竜ヶ岳/鈴鹿
日付 :2015年5月9日(土) 山名 :鈴鹿 竜ヶ岳 コースタイム:宇賀渓キャンプ場 8:50 金山尾根分岐9:30 県境三叉路11:30 竜ヶ岳頂上12:00~12:30 遠足尾根・裏道分岐 13:0...
雑草の女王「メヒシバ」に占領された畑
野菜作りの畑仕事は、土を耕し、種を植え、肥料を施し、収穫することと思われている。その現実とは、春から夏にかけて雑草に追いかけられる日々。つまり、7~8割の作業が草刈りなのだ! 夏本番の草刈りは過酷過ぎてハンパでない...
三上山の秘中の花「ミヤマウズラ」
三上山には色んな人がやってくる。・・・・近江富士と呼ばれる美しい姿の山に一度登ってみたい人、毎日朝早くから身体を鍛える人、また、休日に、森林浴のため、子供ずれの家族ずれ。そんな中、三上山の秘中の花、ミヤマウズラの開花を心待ちにしてい...
野洲川の「ススキ」に似た風にそよぐ「オギ」
倶留尊山(くろそやま)にいく予定だった。晩秋のススキを楽しみにしていたのだが・・・・。 この山麓の曽爾村(そにむら)に泊まったことがある友人が、しみじみ語っていたことがあった。「ススキが夕日を受け、波打つ黄金色に染まった光景が、何...
山門水源の森の「 みやまうめもどき」本番
晩秋になり、紅葉が見頃になると、名高いところは出掛ける人・人でうんざり。その点、山門水源の森は、滋賀県北部の県境に位置するのか、出向く人も限られてくるようだ。 数年前の春、ここを訪れ、新緑の爽やかなブナの森に魅了されたことがあった。...
希望が丘にて春蘭見出す
希望が丘にて咲く春蘭 四季折々に咲く、 希望が丘・三上山周辺の山野草をずっと追っかけてきた。だけど、自生している春蘭の花には出会うことがなかった。 シュンランは漢字で「春蘭」と書き、文字通り春に咲く野生ランの代表格...
希望が丘のギンリョウソウ
久しぶりに、希望が丘のかえでの森へ行く金曜ウォーキングに出かけた。皆との遅れを詰めるため、薄暗い森を通って近道を辿った。辺りは緑一色の中に、林床に純白の植物を見つけた。 ギンリョウソウ(銀竜草、学名:Monotropastrum ...
小さな小さなドウダンツツジの紅葉/三上山
今まで、御上神社から三上山に登っていたが、このごろ、近江富士花緑公園『ふるさと館』から登ることが多くなった。このルートを愛用している人も見かけ、知人もできてきた。 山麓辺りには、群生とまでいかないが、ドウダンツツジ(灯台躑躅)が自...
早春に咲く梅花黄連/希望が丘
早春のある日、Kさんから「希望が丘にも”梅花黄連”が巡ってくる時節・・・」との便り。この4文字の漢字は何なのか一瞬戸惑ったが、声を出して読むと「バイカオウレン」。耳にしていた花名である。 私は出合ったことがないが、気にかかっていた山...
七変化のアジサイあれこれ
2017年6月7日 近畿地方の梅雨入りが宣言された。だけど、空からは一滴の水滴すら落ちてこない日々。カエルが「雨、降れ降れ」とケッケッケッケッの鳴き声すらしなくなって久しい。 確かに、暖かい空気、冷たい空気のかたまりがぶつ...
琵琶湖湖畔のハマダイコン
4月中ごろ、今津町の浜分~桂浜園地付近の湖岸道路を自動車でゆっくり走っていると、白い花を目にした。 湖畔の砂地に降り立つと、野生化したハマダイコンが、春風にゆたゆたと。 真っ白の群れに混じって、薄い紫色の花弁も仲間入りしていた。 ...
花が見かけない鎌掛谷ホンシャクナゲ2019年
4月24日三上山の麓にある滋賀県立近江富士花緑公園の「シャクナゲの森」にでかけた。植物園の東側斜面に和・洋の色とりどりのシャクナゲが咲き誇っていた。気に掛けていた県花のホンシャクの花弁も見かけたので、5月初旬、久しぶりに日野町の「鎌掛...
醒ヶ井の梅花藻に誘われて
TVで「醒ヶ井の梅花藻が8月末まで見頃」と報じられていたので、妻と出かけた。 JR 醒ヶ井駅前から交差点を南へ行きすぐに左折、道なりに進むと「観光客様無料駐車場」という看板を見つけ、自動車を停めた。 地蔵川沿いの中山道は、昔ながらの...
秋リンドウ/希望が丘
ひと肌が恋しい時期になりました。秋も深まり、木々は紅葉真っ盛りに。 地面に這いつくばるようにしたリンドウを一株見つけました。寒かろう、一輪だけ花弁が開いていた。 木々の冬支度の行く秋に、どうして、花を咲かせるのだろうか。