山野草
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3年越しに「銀ラン」/野洲市
自生している銀ランを見つけた やっぱり真っ白だった もう言葉はいらない
ウツギの魅力と思い出/花緑公園にて
金ランを探していた友人から、「今は、ウツギに癒されています」と報せてきた。「白・黄色・ピンク・少し赤と色んな色合いに夢中になっています」とも。先日も、かつて乙女だった3人が、連れ添って花緑公園に行き、サラサウツギの下で長々とよもやま...
オオバノトンボソウの楽園:三上山の攪乱地帯での共生の物語
三上山の中腹には、山地の斜面が裸地になっている一帯があります。毎年の真夏になると、ラン科のオオバノトンボソウ(大葉ノ蜻蛉草)が、ほぼ同じ場所に姿を現します。「今年も暑くなってきたなぁ」と四季の移り変わりを感じさせられます。 この周...
自然との調和:サギソウの美
私は、近場の自生している山野草を探して楽しんでいます。時には、「ラン類」に出会ったときは、その日は、大自然をより身近に感じ、心豊かになります。 野洲市には、近江富士として知られている三上山があります。加えて、鏡山(標高384m)が...
彼岸花の多彩な色彩と意味
彼岸花の色はピンクやクリーム色など華やかな色も存在するようですが、自然界に自生しているのは三つです。赤、白、黄色の色が見られると言われていましたので、身の回りを丹念に探してみました。 ヒガンバナの色は主に「赤」ですが、白色が少し...
キッコウハグマの不思議と自然への探求/鏡山
今年の夏は、いくら「暑い」と言っても収まらない日々が続き、「寒い」という言葉がなくなったかのように感じられた。しかし、ようやく紅葉の秋が訪れた。 友人から「キッコウハグマ(亀甲白熊)」をやっと見つけたと、誇らしげなメールが届いた...
雑草の赤紫色の楽園
日が暮れる頃自動車を運転していると、ある一角から溢れんばかりの「赤味かかった紫色」が飛び込んできた。紫色と言えば、赤の持つ活力や生命力というのか、また青の持つ冷静さや深みの相容れない色調が共鳴しあっている色である。単なる自然の色彩の...
カヤランと風ランの出会い
先日、Nさんから1枚の写真付きのメールが届いた。着生ランのカヤランと記されていた。「着生ラン」という言葉は、私にとって時を越えて伝わるメッセージのようで、懐かしい記憶の扉を開けてしまった。 —私は風ランの小鉢を、5~6年精魂込めて世話...
センボンヤリの秋のささやき
センボンヤリが春にまた秋に、蕾を付けた。でも、頑として、秋には花を咲かせなかった。 閉じたこの花は、あたたかい命を育てていた。ほら、綿毛の傘をそっとのぞかせた。風を待つ、空を知らない小さな命たち。みんな、風に乗ってひとりで旅に出るのよ...