田中山から三上山を望む 三上山(432m)の北側に田中山(293m)がある。湖南岳友会が設置した道標では「...
わが畑の片隅には、雑草が生い茂る中で、フキ(蕗の薹)・しそ・みょうが・のびる・にら・シイタケの原木・アスパラなど栽培すると言うより、なすがままに育っています。四季のうつろいにあわせて、これらの旬の野菜を頂いています。ほんの僅かしか採...
家庭菜園で育てられる野菜には、玉ねぎが、必ずと言っていいぐらい含まれています。軒下に吊るしておけば、長期保存ができるので、栽培されるのでしょう。 毎年、私も晩生品種を育てています。種まき時期がもう一つ分からず、生長し過ぎで”春とうだ...
「三上山のみ夏知れる姿かな」 士朗 石部山きだきだと兀(はげ)ならぶ中に独(ひとり)蒼々たるものを望む。 この句は、 井上士朗・鴎巣都貢が尾張から上洛した際、幣ぶくろ(ヌサブクロ)の紀行文に載せられたものある。 石部の宿から、辺り...
私は滋賀県の在住者だが、カタクリ草は、群生している規模と言い、一つひとつの大きさも、当県より福井県の方が優れていると思っていたので、桜の咲くころになると、福井に足が向いてしまう。 今回は鯖江市と福井市の境に連なる文殊山へ向かった。 ...
滋賀県には美しい山容をしている三上山という山がある。私は、近くに住んでいるので、よく登っている。さて、京都にも同じ文字の山があるので出かけてみた。三上山を慣れ親しんだ呼び方として「みかみやま」だと決めつけていたのだが、「さんじょうさ...
三上山の表参道には、自然が作り上げた色んな形の岩が見られます。 まず、誰もが目にするのが「割れ岩」です。 表示板には、 岩が 真二つに割れているところから割れ岩と呼ばれ、ちょうど人間一人が通れる割れ目になっています。 このあたりか...
野菜を育てていると、避けて通れないのが、草引きである。春先は苦にならない。が、その内、草を引いても、引いてもおっつかなくなる。 そんな中、一冊の本に出合った。「雑草は踏まれても諦めない」である。この本は、踏まれても立ち上がってくる逞...
3月初旬、可憐な姿をしたフキのトウが姿を現した。舗装道路の割れ目から。 蕗の薹にとっては、決して好んだ場所ではない。 でも、種がここに落ちた時から、ここで、一生を生き延びなければならない。 だから、植物の限りない忍耐強さに、人が魅了さ...
大津の南部に位置する低山一帯は、田上山と呼ばれていた。が、何時しか湖南アルプスと言われるようになった。アルプスのような雰囲気があったからだ。奇岩・奇勝に富み、花崗岩の独特の景観に魅せられ、多くのハイカーが集まってくる山である。 湖...
三上山、その姿は美しいと言う言葉がピッタリだ。近江の国で富士に似た最も美しい山だったので、この地名の後ろに富士を付けて「江富士」と呼ばれた。 この山は何百万年いやそれ以上のとてつもない地球時間がかかって、丘陵地帯の柔らかい部分が浸食...
あと数日で2015年になろうとしていた、何かと慌ただしいこの時期、鈴鹿山系の天狗堂に出掛けた。何々堂とは神仏をまつる建物を想像させられるが、れっきとした山名である。 「鈴鹿の山と谷」の著者西尾寿一氏は「この山をなぜ天狗堂と言うのかは...
かつて、一里塚は旅する人にとって、大事な目印であった。この文字が示すように、1里(約4km)ごとに街道の両側に9m四方の土盛りした塚が設けられ、榎・松などの樹が植えられていた。旅人はここを通過する個数で距離を知り、時には木陰で休息を...
12月19日三上山から午後4時頃下山してきたところ、西空に不思議な雲を発見。 友人は、地震グッズを揃え、食糧も買い込んだようだが、何も起こらなかった。人騒がせな雲でした。
午前中は長雨模様だったが、午後から雨が上がった。雨水が空中の塵埃をすっかり持ち去ったのか、視界を遮るものがなくなった。 西日が射し込む頃になると、斜光は今まで見えていなかった比良山系の山襞の陰翳を鋭くさせ、クッキリとした山容に変貌...
三上山が、無かった。瞬く間に鋭い姿が出現。雲が散り、霧が消えていった。 ー雲散霧消(うんさんむしょう)ー
今では、菩提寺山を知っている人が少ないようだが、歌川広重の石部宿の田楽茶屋「いせや」には、菩提寺山が大きく描かれ、遠くに小さく三上山。当時の旅人にとっては、この菩提寺山が一つの目安になっていた。この山を下山後、その山麓の住宅街を歩い...
自動車が激しく往来している堅田の街から、山手に入っていくと、大尾山より琵琶湖に向けて裾をひく丘陵地帯に棚田が広がっていた。かぐわしい香りが匂い立つのであろう、伊香立と呼ばれている。 五ツの北在地、上在地、下在地、向在地、生津の集落が...
2014年11月11日、滋賀県東近江市にあるR307道路を通過していた時、道の駅あいとうマーガレットステーションで咲いているヒマワリを見つけた。ヒマワリと言えば、燦々と降り注ぐ太陽の光を浴び真夏を代表する大輪の花である。だが、すでに...
三上山の三本の松でツルリンドウを見つけた。正確に言えばKさんに生育場所、そして果実がついたことまで教えてもらった。三上山に咲くツルリンドウここは、びっしりとシダが生い茂っているところ。ツルリンドウがわずかなすき間に間借りしていた。こ...