最近、喧騒な山を避けて物静かな山並みを求めるようになった。向かうのは湖北・福井が多くなった。雪解け時期になると、白・ピンク・黄・赤と多彩な山野草が一斉に開花して、辺りが一挙に華やかになる。 4月30日、「七七頭ガ山」の山道で「イカ...
友人から「野洲市吉川の琵琶湖岸で絶滅危惧植物『タチスズシロソウ』にかれんな花がこの連休に見頃を迎えた」との伝言があった。ビワコマイアミランドは近いので早速、出かけた。 ビワコマイアミランドの駐車有料と書かれた入口の案内の人に、花の...
昨年、平成23年11月25、紅葉の時期にJR福知山線廃線ウォーク に訪れたことがあった。この時、昼食をとったところが、水上 勉の「櫻守」の舞台になった「亦楽(えきらく)山荘」であった。知ったのは後であった。 4月14日、桜が咲く頃、...
4月21日、敦賀から更に北にある福井の南条山地の藤倉山(標高643.5m) へ赴いた。JR今庄駅構内から、これから目指す藤倉山・鍋倉山の全貌が眺められた。藤倉山から東側に尾根が張り出し、その端に燧ガ城址の愛宕山(標高:270m)があ...
毎年、春先になると、家棟川に向う道の川岸の法面に、鉄パイプが組み立てられる。桜の花見用の桟敷である。この川の両岸に植え込まれたソメヨシノが満開になる頃になると、朝鮮人街道沿いの富波の人達による恒例の宴会が行われる。今年もソメヨシノ...
金勝山(こんぜやま)は単独の峰ではなく、竜王山(605m)、鶏冠山(491m)などの山系を指す名称で、花崗岩の巨岩が露出した独特の風景を持っています。 この地域には花崗岩が多くあり、壁面には仏像が彫られています。そのひとつに、大津市...
友人が三島由紀夫の代表作ともいわれている『金閣寺』を読んでいるというので、本棚を探し、読み始めた。1950(昭和25)年、林養賢による金閣寺放火事件を題材にしたものである。 この小説は、名作と言われるだけあって、読むのに骨が折れた...
3月18日(日)山野草を愛好している人達の集まりに参加し、米原市大久保で行われた「セツブンソウふれあい祭り」に訪れた。その帰りに珍しい色をした座禅草を観に行こうということになった。人の手が全く入っていないところだ。無論場所は秘密。 ...
畑の柿木の下で、蕗の薹が堆積した落ち葉を押しのけ、顔を出した。 一週間前から、蕗の薹の顔を「今か今か」と待ち望んだ。が、草むらには変わりが無かった。 今年は寒かったので、発芽が遅れ、つい、行きそびれていた。 そんな矢先に、一挙に...
山野草をこよなく愛でている友人から「3月10日付け京都新聞に、『滋賀県東近江市甲津畑町の田んぼにセツブンソウが咲いている』との記事が載っていたが、見に行かない」と携帯メールがあった。その日は都合がつかないので、後日妻と行くことにした...
JR駅の情報コーナーに置かれていた『JRふれあいハイキング』のパンフレットに目を通してみると、『冬季の余呉湖を歩く』の企画がこの冬季に3回も開催されていた。余呉湖の湖畔を周遊するウォーキングはどうも人気があるようだ。 早速、3月上旬...
湖西ネイチャークラブより送られた資料で、2012年2月26日(日)、「今津ザゼンソウまつり」が行われることを知った。「発熱する植物ザゼンソウに学ぶ」という演題で講演もされるようだ。 この日、湖北では雪模様であったが、妻を誘って湖西道...
私は1紙面にあるコラム欄を余り読まない。妻が天声人語に相当する「編集手帳」に次のような記事が載っていると、読売新聞を手渡してきた。 日本将棋連盟会長の米長邦雄永世棋聖がコンピュータ将棋の「ボンクラーズ」に敗れた事に関して、 「私は...
私は、5年ほど前から園芸クラブに参加しています。講師はどんな野菜でも生を口に運びます。素材が本来持っている「味」を見出すため、生野菜を食味している人である。 以前、私はサヤの中の実を食べるエンドウ豆やサヤを食べるサヤエンドウを栽培...
「しんしん」と降っていた雪も止み、朝には陽が射し込み、肌を刺すほどの冷たさはなかった。屋根に積った雪は、瞬く間に融けていってしまったが、朝のひととき、一面の雪景色を見ることができた。 あても無く、林に蔽われた林道を辿っていった。 ま...
数年前、琵琶湖一周した時、心に留まってしまった石仏があった。高島から国道161号線を南下し、白髭神社にあとわずかに近づいたところで「鵜川四十八体石仏群」(←地図)に出合った。 当時、「とにかく、琵琶湖一周をするんだ」との思いで、完遂...
数年前、琵琶湖を徒歩で一周したことがあった。この時、高島市針江の集落に湧き水を利用する「かばた」と言う言葉を知った。 安曇川の河口は、三角州が発達して、琵琶湖に出っ張るような形をしていた。内陸部を横断するように進めば最短距離にな...
三上山からオメデトウ
草津から暇に任せて、東海道をぶらぶら歩いています。今日は土山宿から鈴鹿峠を目指していましたが、社叢(しゃそう)が見事な田村神社に寄って見ました。 田村神社に坂上田村麿を祀る古社で、田村麿が鈴鹿峠に巣食う群盗を退治したという故事により...
日付2011年12月10日山名 比良山系の摺鉢山 コースタイム 坊村8:30~9:00 牛コバ9:50 目印の杉11:00 摺鉢山12:00 牛コバ 13:40 坊村14:40 「摺鉢山」は比良山系...