それは、一瞬の出来事であった。 神々が住むという天空の雲の切れ間から、薄明の光線が漏れ出した。光線の柱が放射状に地上へ降り注いでいた。大自然の畏敬を覚えながら、いく筋もの光芒を辿り、悠久の自然に自らを同化させていた。 2013年4月...
山仲間のSさんから、春先の今頃、三上山に「イワナシ」の花が咲いていると話してくれた。岩場に生え、果実の風味がナシに似ているので、「岩梨」と呼ばれ、三上山頂上より近江花緑公園方面へ下山してくるところにあると教えてくれた。 ここは、...
平成25年3月7日(木)、レイカの仲間と、三重県津市芸能町にある石山観音公園の磨崖仏を見学してきた。 JR草津駅から関西線関駅で下車し、タクシーに分乗して石山観音公園に向かった。 公園には、S氏が依頼していたボランティアガイドさんが...
3月20日(水)、滋賀県野洲市の鏡山の山中に、あまり知られていないが何本かの「タムシバ」の木がある。仲間と入山したのだが、花が咲くには時期が早かったようだ。この時、Hさんが「土山に自生している瀧樹神社の『ユキワリイチゲ』を知っている...
2月23日(土).天気が悪化していたが、兎に角「山本山から賤ケ岳」の縦走に出発していった。 山行2日前、彦根在住のメンバーから「今、この辺り、かなり雪が降っている。この山行を中断してはどうか」との連絡も入っていたが、縦走路は尾根道な...
2月中ごろあれだけ真っ白だった伊吹山もすでに雪も融け、地肌が見えてきました。その山麓には、可憐な山野草が咲き始めていました。 滋賀県米原市で開催される「セツブンソウふれあい祭り」には、かなり辺鄙な里山にも拘わらず、大勢の人が押し...
一年を通じて希望ヶ丘の同じコースを同じ曜日にウォーキングを楽しんでいます。野洲健康福祉センターに集まり、イチョウの街路樹のある希望が丘北線324号を辿り、希望が丘文化公園の西ゲートを目指します。さらに公園内の「かえでの森」までを往復...
2月23日、大勢の人数で山本山から賤ガ岳間を冬季縦走する予定があるので、積雪状態を確認するため、2月16日案内役4人で出かけていった。でも、この日は運悪く天気回りがよくなかった。 彦根地方気象台によると近畿地方は冬型の気圧配置が続い...
2月初め、夜間から降り出した雪が、家の垣根から道路まで覆い、ついに野洲市を真っ白にしてしまった。明日の山行は案内しなければならない役回りになっていたので、天気の行く末が気になっていた。もう一人の担当者Aも当日朝早く、急いで電話をして...
綿向山には冬山登山の初心者が大勢やってくる。この山には小さいが無人小屋が設置され、万が一トラブルに遭遇しても逃げ込めるからだ。御幸橋駐車場から綿向山頂上の間に、ヒズミ谷出会小屋・あざみ小舎・五合目小屋の3つの避難小屋が整備されている...
TVを見ていると、2013年1月ごろから放映開始したトヨタのCMで「いつ買うか?今でしょ!」のフレーズを耳にした。この元は、現代文を教える予備校の林修先生で、以前に東進ハイスクールのCMで発言した「ぢゃ、いつやるか?」「今でしょ」の...
2013年1月12日(土)堀坂山・観音岳に出掛けた時、この掘坂山の続きにある見事な「高見山(標高1248.3m)」の鋭鋒を眺めることができた。 是が非でもこの三角錐の尖峰に発生する霧氷に出合いたいとの思いで、三重県松阪市と奈良県吉...
2013年1月12日(土)堀坂山・観音岳に出掛けた。この山は、滋賀県に隣接する三重県にあるのだが、はじめて聞く山名であった。この堀坂山(757.4m)は局ヶ岳、白猪山とともに「伊勢三山」または「伊勢の三つ星」と呼ばれ、また「伊勢富士...
謹賀新年
一足先に東京上野で開催されていた「真珠の耳飾りの少女」が、神戸市立博物館でも行われることを知り、心待ちにしていた。満員になること嫌い、ためらっている間に、会期末に近づいた年の瀬に出かけることになった。 三宮駅に降り立つと、早くも...
(三島由紀夫「絹と明察」新潮文庫) 11月上旬、「金曜ウォーキング」の仲間3人で「野洲・堅田琵琶湖縦断ウォーク」を行った。コースは、JR野洲駅を起点として野洲川の堤防沿いの道路を北上、琵琶湖に向かった。 さらに、河口よりやや西方...
日付: 平成24年12月8日(土) 山名: 千頭岳~音羽山 集合場所: 石山駅(JR) コースタイム: 登山口~太平山(1.5) 千頭岳(0.75) 音羽山(1.5昼食含む) 膳所駅(JR)(2....
平成25年1月13日(日)「希望が丘を歩こう」が開催予定の「三上山の眺望を楽しむハイキング8km中級コース」の下見に参加した。 コースはスポーツ会館から中段の道をとおり、表登山道沿いに脇道を辿って三上山山頂へ。近江花緑公園で昼食後、...
まだ12月上旬だというのに、鈴鹿の銚子ヶ口の山頂は、冬化粧に変わりつつあった。その内、降った雪は積もっては無くなり、無くなっては積もり、そしてすべてを覆い尽くす根雪になるのであろう。1月前、東峰銚子ヶ口(1077m)には、訪れる人で...
11月28日(木)京都市中京区の平安京跡にある有力貴族邸跡で平仮名の墨書が見つかったと京都市埋蔵文化財研究所が発表された。平仮名は「古今和歌集」や「土佐日記」が編集された10世紀前半に確立したと考えられてきたが、通説より半世紀程度早く...