滋賀県の山
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蒸し暑い時期のリトル比良縦走
今回辿ったのは近江高島駅から岳山~鳥越峰・岩阿砂利山・寒風峠~北小松駅に至る最もポピュラーなリトル比良縦走ルートである。 リトル比良とは、小さい比良と言う意味から、とっつきやすいようだが、・・・・・。 たしかに、最高点の滝山(70...
鈴鹿の麗容な東雨乞岳を望む
雨乞岳(1238m)は、鈴鹿山脈で御池岳に次ぐ2番目に高い山である。この山を中心にして、東に東雨乞岳から七人山、西に南雨乞岳から清水の頭を従えたでっかい山塊である。 雨乞岳から笹原に覆われた東雨乞岳を望む姿が、威風と言うより麗容で...
鋭く尖った山容の鈴鹿鎌が岳
三重県と滋賀県にまたがる鈴鹿山脈中部の標高1,161mの山「鎌ヶ岳」は、鋭く尖った山容で、鈴鹿の槍ヶ岳やマッターホルンとも呼ばれることもある。この姿を目にすると、誰もが登ってみたくなるものである。 この登山ルートは色々あるが、武平...
2015年比良山系で遅い初冠雪
昨日12月18日、冬型の気圧配置が強まり、比良山系が初冠雪になった。彦根地方気象台によると、1954年の観測史上で最も遅い。 今年は、暖冬気味でどうなるのかと思っていたが、19日午後から晴れるとの予報通りになり、吉川港近くまで出かけ...
御池岳・雨乞岳が一望できる瓦屋禅寺
山仲間から、「琵琶湖につながる魅力の山々」と題する報知写真新聞をもらった。載っている写真に、鈴鹿山系の最も高い御池岳、二番目に高い雨乞岳が共に写されていた。前々から探していた光景である。 撮られた場所は、階段がおよそ2,000段...
「鈴鹿の奥座敷」が代名詞となっているイブネ
滋賀県は高くても千m強の低山だが、山行に事欠かない。無積雪時であれば、3時間以内で殆どの頂きに達する。そんな中、「千種街道」から「イブネ(1167m)」の頂上までは、優に4時間かかるロングコース。すでに負荷がかかった上での1時間増し...
懐かしい金糞峠/堂満岳
2月末、イン谷から、金糞峠を目指し、堂満岳(標高 1,057 m)を登った。厳冬期だと言うのに、地肌がむき出しだ。 イン谷で登山届を出し、大山口から青ガレへ。この正面谷では雪崩が発生するところだが、全く気にすることなく、金糞峠へ...
冬季の蓬莱山~権現山縦走
日付 年2月25日(木) 山名 蓬莱山~権現山縦走 コースタイム 打見山 10:00 蓬莱山 10:40 小女郎峠11:40 ホッケ山 12:00 権現山 12:50 栗原14:15 肌を刺すよう...
己高山の巨木「逆杉」を探しに
己高山と書いて「こだかみやま」と読む。この山は、岐阜県との境にそびえる美しい稜線を持つ金糞岳の西方に位置する。この山中に”どでかい杉”があると聴き、出掛けた。でも、簡単ではなかった。 頂上から石道寺へ下山した際、枝道の選択を誤っ...
キツネが出現した鍋尻山
湖北の高室山から、鍋尻山を眺めたことがあった。文字通り鍋をひっくり返したような山頂をしていた。登山口”保月(ほうづき)”まで行けば、登り1時間下り40分のハイキング気分で登れる簡単な山である。ところが、廃村となった保月へ行くまでの道...
キノコ狩り己高山
己高山へ、この一年間で4回も行くことになった。滋賀県の一・二を争う巨木 逆杉 に出会うためだ。 「さかさすぎ」と呼ばれているこの杉には、地元の人達が使っている作業道伝いに登ると、迷うことなく出会える。しかし、尾根筋の山道から見つける...
鈴鹿「千種街道」シデの並木道
千種街道は近江の甲津畑から伊勢の千種を結んだ古道。はだかる鈴鹿山脈の杉峠・根の平峠を越えていかなければならない長大な街道である。 この街道は、杣人・僧侶・武士・商人・鉱夫とあらゆる階層の人々が、各時代に往来してきた。 戦国時代には...
伊吹山から白山を望む
2017年1月7日、滋賀県最高峰の山である伊吹山標高1,377.3mへ雪を求めて登山を行った。 木曽御嶽山の噴煙を見るため に訪れて以来、3年になる。 しかし、暖冬の影響なのか、頂上だけ冠雪していた。 一合目から頂上まで、4時間ほ...
積雪時の蛇谷ヶ峰/朽木スキー場から
2月上旬、蛇谷ヶ峰の計画が天候悪化のため中断し、3月上旬、有志4人で再挑戦した。 この山は比良連峰の北陵に大きく構える山。 富阪から頂上に伸びている谷が蛇谷と言うことから蛇谷ヶ峰と呼ばれている。 地元では、色んな名前で呼ばれている...
二枚の伊吹山の写真
荒ぶる伊吹山に出合ったのは、その年一番の冷え込んでいた 中仙道の柏原~醒井間 を歩いていた時だった。清滝寺徳源院の参道付近からの伊吹山が、脳裏に焼き付いた。湖北にどっしりと構えた神々しい姿、それが第一印象であった。 この辺りの地形...
雪解けを待つ三国峠
2017年4月16日高島市の朽木生杉に出かけた。 ナベクボ峠から三国峠の頂上まで、県境尾根を辿った。 三国峠だが、れっきとした776mの山。この山の袂にうっすらと凍り付いた雪に覆われた湿地があった。 ここを長池と呼んでいる。 木々...
黄スミレ群落に出合った近江坂
2017年5月15日花が咲く時期、ビラデスト今津から大御影山に訪ねてみた。この山は、滋賀県高島市と福井県美浜町の県境尾根にある。 大御影山へ行くには、「能登野」と近江の「酒波(さなみ)」をつなぐ長大な近江坂を詰めなければならない。...
ウラジロの美しい紋様/三上山
春先に、三上山のウラジロの新芽が伸びてきました。 親になる前の美しい紋様をとらまえました。 写真設定は、被写界深度が深く、ケルビン温度を低めに。 幻想的な若葉のシダ群落/三上山 K友人から 「自然の美しさは、何とも言えませんネ。 し...
2017年比良山初冠雪
彦根地方気象台は19日、滋賀県内の比良山系で初冠雪を観測したと発表した。18日から冬型の気圧配置となり、上空に寒気が流れ込んだためという。 同山系の初冠雪は昨年より9日遅く、平年並みだった。 初冠雪とは、夏が終わった後、山麓等の気...
日が射し込む杉林の冬陰/綿向山
数日前、「綿向山7合目から頂上までの間で、樹氷の海老の尻尾がみられる」と八日市のKさんからメールが届いた。その後、野洲でも身が縛れるような寒さが続き、雪もぱらついた。そうこうしている間に、「明日、行こう」との電話に触発、すぐさま出か...