過日、三重県名張市の赤目四十八滝に行ってきた。四十八滝というだけあって、色んな姿形をカメラに収めた。が、私の写真技術の未熟により、低速シャッターによる白い糸が引くような幻想的な滝が一枚も撮れなかった。 日を改め先日、K氏から、「伊...
ススキの名所として知られる曽爾(そに)高原は、奈良県東北部と三重県の県境にある。ここに、行く機会を狙っていた。が、滋賀県から遠く離れた辺鄙なところでもあり、季節の巡り合わせとかで、中々行けなかった。 ところで、私はどうしたものか、...
彦根地方気象台は19日、滋賀県内の比良山系で初冠雪を観測したと発表した。18日から冬型の気圧配置となり、上空に寒気が流れ込んだためという。 同山系の初冠雪は昨年より9日遅く、平年並みだった。 初冠雪とは、夏が終わった後、山麓等の気...
家族旅行村ビラデスト今津には、自生している カキツバタの ウォッチング や高島トレイルの峰々の登山口でもあり、度々訪れている。 先日、「高島市今津町深清水の平池の草紅葉が見どころだ」、とフリーカメラマン大久保勝利氏から聞いた。平池...
かつて、「梅雨明け十日」と言って、この期間は太平洋高気圧が日本列島を覆い、夏山登山シーズンとなった。 でも、近頃、天候異変なのか、この言葉も信用ならない。 今年も、梅雨明けと共に、後立山連峰に向かった。扇沢出合から種池山荘まで上...
2017年10月29日、早朝。野洲市街から西方を眺めると、地上からそれ程高くないところに、層雲がたなびいていた。珍しい形状の雲だが、最近何回か目にしていた。 どこで発生しているのか、兎に角自動車を走らせた。見えるのは、...
希望が丘・三上山周辺で、いまだ目にしたことがない植物に出合うことがある。冷ややかな人に、「それがどうした」と言われようが、私にとって これ以上類のない至高の出会いである。 希望が丘の北稜コースの西端に位置する城山の山麓を分...
ある日、近江八幡市から八日市に向かって野田町付近を自動車で走っていると、 田園風景の中に突如カラフルなコスモス畑が眼に入った。これが、初めての出会いだった。 滋賀県近江八幡市南東部の30戸ほどの小さな集落で、コスモスの種を撒いたこ...
通り抜ける風もひんやり感じ始め、虫の鳴き声も聞かれる季節になった。この気配をいち早く気づくのが、「ススキ」。 尾花がさやさやと風になびき、葉ずれのそよぐ音が、秋の訪れを知らせてくれる。 そのうち穂は白くなって、秋風にほほけて、ほわ...
読売新聞の光画アルバム四季彩々に「大賀のハス」が咲いているとの記事を見たので、地元の野洲市弥生の森歴史公園にでかけた。 古代の竪穴住居を背後にして、一輪の薄桃色の大輪が咲いていた。 このハスは、 2000年も長い間、種子が地中に埋...
目の前に広がる光景は琵琶湖の最北端。風や波から守られた奥深い入り江で、出船入り船で賑わったところである。 平安時代から江戸時代、敦賀で荷揚げされた物資は、深坂、沓掛といった塩津海道を通り、塩津浜まで運ばれた。ここで丸子船...
2017年6月7日 近畿地方の梅雨入りが宣言された。だけど、空からは一滴の水滴すら落ちてこない日々。カエルが「雨、降れ降れ」とケッケッケッケッの鳴き声すらしなくなって久しい。 確かに、暖かい空気、冷たい空気のかたまりがぶつ...
妻が、一円、五円、十円、五十円、百円、五百円の硬貨をジャラジャラ鳴らしながら、 「この硬貨の中で、違いが一つだけある。分かるかな・・・」、とクイズを出しに来た。 わたしは、6枚あれこれと詮索しながら眺めてみたが、一向に分からなかっ...
春先に、三上山のウラジロの新芽が伸びてきました。 親になる前の美しい紋様をとらまえました。 写真設定は、被写界深度が深く、ケルビン温度を低めに。 幻想的な若葉のシダ群落/三上山 K友人から 「自然の美しさは、何とも言えませんネ。 し...
日時 : 平成29年5月23日(火)午前10時00分 集合場所 : JR近江塩津駅改札出口 コース :近江塩津...
5月26日希望が丘敷地内の鏡山の善光寺川源流で、竹が花を咲かせていた。奥鳴谷広場から鳴谷池にいく途中の小規模な竹林である。この辺りは、倒木したり、枯れた樹々が放置され、自然があるがままになっているところだ。 竹は60年...
2017年5月15日花が咲く時期、ビラデスト今津から大御影山に訪ねてみた。この山は、滋賀県高島市と福井県美浜町の県境尾根にある。 大御影山へ行くには、「能登野」と近江の「酒波(さなみ)」をつなぐ長大な近江坂を詰めなければならない。...
図夢のクラブの仲間が、撮ってきた写真を見ながら、JR草津駅の北に位置する三大神社「藤まつり」の話で盛り上がった。 ここが、 関西での藤の名所にも選ばれていることや、4月27日~5月10日サンヤレ踊り・尺八などの盛大なイベントが行...
昨年、希望が丘北陵で春蘭を見出し、今年も無事に生き生き花を咲かしていた。そんな折、Kさんから三上山・北尾根縦走にも咲いていたとの知らせがあった。 小ぶりの一株にやわらかな包葉に包まれた花茎は、ひょろりと伸び、その先に花を付けていた...
既に今年も5月5日の立夏を過ぎ、暦の上では夏。既に春が終わり夏を迎えようとしています。この春は、自分で育てたり、採って来たりした山菜を頂き、 「春は苦味を盛れ」とも言われる春の食材を満喫しました。 フキの地下茎は、柿木の半日陰下を...