滋賀を歩く
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比叡山の夕暮
野洲の湖畔沿いから眺める比叡山は端正な姿だ。 秋の日は釣瓶落とし。暮れが日増しに早まり、秋思を手繰り寄せ、 秋から冬へと移ろう色は、「心構え」と言うか「見切り」を誘う。 山並みに夕日が沈み、空を茜色に。 夕日が地平線に消え、...
比叡山に真っ赤な残照
先日、比叡山の裾野に夕日が沈み、束の間、太陽の四方八方へ伸び出た 残照 が辺りをほんのり真っ赤に染めた。はじめて目にした神秘現象だった。 その後も、夕方になると「今日こそ」と思い、繰り返し出掛けた。そこは、比叡山の美しい姿が眺められ...
冬の風物詩赤かぶ干し
彦根市の荒神山近くの湖周道路を自動車で走っていると、珍しく赤かぶ(万木かぶ)が干されていた。青空に赤かぶの赤色が妙に映えていたので、つい立ち寄ってみた。 朝夕の冷え込み増し、寒風が、吹く時期になると、赤かぶを棚に掛けて天日に干され...
秋の湖東三山を回遊
湖東平野の山裾の国道307号を辿り、紅葉の「湖東三山」に出掛けてみた。 国宝級寺院の百済寺・金剛輪寺・西明寺が直線距離にして7km、歩いて9.5kmの区間に、仲良く並んでいた。そのつくりは、鈴鹿山系からのなだらかな斜面の中腹に本堂...
笹ガ岳の「雨乞岩」絶景ポイント
笹ヶ岳は、信楽で一番高い山である。 標高738.8mの頂点から、尾根筋をドンドン歩んでいくと、東屋に出くわした。 木陰の間を進む先頭の者が「圧巻だ」と言う声がした。 足もとが見えないキリッ立っている丸い山塊に突っ立っていた。 「雨乞岩...
余呉湖に「内湖がある?」
「冬景色の余呉湖の内湖に行こう?」との誘いがあった。 余呉湖のどこに内湖があるのかと考えつつ、 ここは、県内指折りの豪雪地帯。余呉湖を包むようした山々に霧がまとい付き、白と黒だけの情景が、広がっているとの思いをめぐらした。が、期待...
桜ぶらり旅
桜と云えば、ソメヨシノ。 「満開だなぁ~」と思っていた矢先に、くすみだす。 その上に、一斉に咲き一斉に散る。 出来れば、バラバラで咲いてほしいのだが・・・・。 ことしは、滋賀を駆け回った。
琵琶湖湖畔のハマダイコン
4月中ごろ、今津町の浜分~桂浜園地付近の湖岸道路を自動車でゆっくり走っていると、白い花を目にした。 湖畔の砂地に降り立つと、野生化したハマダイコンが、春風にゆたゆたと。 真っ白の群れに混じって、薄い紫色の花弁も仲間入りしていた。 ...
花が見かけない鎌掛谷ホンシャクナゲ2019年
4月24日三上山の麓にある滋賀県立近江富士花緑公園の「シャクナゲの森」にでかけた。植物園の東側斜面に和・洋の色とりどりのシャクナゲが咲き誇っていた。気に掛けていた県花のホンシャクの花弁も見かけたので、5月初旬、久しぶりに日野町の「鎌掛...
ふれあい鯉のぼり祭り「真野」
毎年4月中旬~5月中旬ごろになると、琵琶湖大橋を渡って、「途中」までの道中で、鯉のぼりを目にしていた。 うねうねと曲がった真野川堤防沿いに鯉のぼりが、その数100匹もいるらしい。それも、毎年新しい鯉のぼりを製作されている様である。...
「命和」はどんな色
小生、少々囲碁を嗜んでいる。 先日、「囲碁の碁石と云えば、白と黒だが、白の方が大きく見えるので、若干小さく造られている」との問いかけから、対戦よりも碁石の色談義となった。 「白黒どちらを持ちたいか」と話しかけてきた。 「那智黒が程...
固まってしまった鹿
先日、北小松の楊梅の滝(ようばいのたき)を探訪した時のできごとである。 一匹の鹿と突然であった。 (一眼レフのレンズを200mmにとりかえた) 鹿は慌ててその場を立ち去ろうとした。 が、なぜか固まってしまった。 ・・・・・ しばし、...
滋賀のアジサイ園を巡る
アジサイは、誰もが認めている梅雨の季節に似合う花である。ところで、梅の実の熟する頃に降る雨を「梅雨」と書き記すのは、アジサイにとってしっくりしない。「雨、雨、アジサイ雨」の歌詞から一層のこと、「紫陽花雨」でいかがでしょうか・・・・。...
第16回琵琶湖一周
日時 :平成31年4月30日 集合場所 :JR安曇川駅改札出口 コース : 安曇川駅~北小松駅 所要時間 :6時間 距離 :11.3km 第16回目の琵琶湖一周は、...
醒ヶ井の梅花藻に誘われて
TVで「醒ヶ井の梅花藻が8月末まで見頃」と報じられていたので、妻と出かけた。 JR 醒ヶ井駅前から交差点を南へ行きすぐに左折、道なりに進むと「観光客様無料駐車場」という看板を見つけ、自動車を停めた。 地蔵川沿いの中山道は、昔ながらの...
野洲川落差工が黄金色
野洲川流域の守山市小島町付近に、落差工が設置されている。どういういきさつで造られたのかわからないが、川幅もかなりあり、水面の落差が優に3m以上ある。近づいてみると、水流の轟音がとんでもなく耳障りだ。 ここには、左右の岸側...
野洲の最果ての地
無残な立枯れた樹の姿は、言葉で言い尽くせないとのおもいで、日の入り時期を狙った一枚の写真だけを投稿した。 その後、「ブログにアップされた朽木、どこに・・・・」と、Sさんからメールがあったので、文字を綴ってみた。 この哀...
三上山頂上から光芒を望む
自然の営みは、時折、雲のすき間から、光の帯が放射状に降り注ぎ、神々が降臨するかのような幻想的な世界を演出してくれる。 世界中の誰もが、美しいと認めているこの自然の贈り物に、「光芒」とか「天使の梯子」と美称したり、レンブラント光線...
幼児小枝ストックで三上山
三上山にはいろんな方がやってくる。 平日には、中高年のひとに出会うことが多い。なかには、超後期高齢者も元気いっぱいだ。 昨年の暮れ、顔見知りのAさんは、「今年の三上山登は600回になった」と自慢げに話しかけてきた。1年は365日とい...
瑠璃堂を訪れた際の一枚の写真
比叡山の瑠璃堂と一本の大杉のある玉体杉に思い入れがあり、仰木ゲートから奥比叡ドライブウェイを辿り、西塔へ向かった。 というのは、湖東三山へ訪れた時だった。「金剛輪寺本堂が、信長の焼き討ちの難を免れたとか、西明寺にいたっ...